JIS規格における筆記距離に関する品質基準

JIS規格における筆記距離に関する品質基準

ボールペンの筆記距離については、JIS規格により最低限備えるべき筆記性能が規定されている(一般筆記用/公文書用共通)。油性・水性ボールペンについては本体やリフィルの形状、ボール径等にかかわらず単一の基準だが、ゲルインキボールペンについては筆記線幅による区分ごとに細かく分かれており、また多色・多機能用リフィルなどは対象外となっている。

JIS S 6039:2020 油性ボールペン及びレフィル 5.2 油性ボールペン及びレフィルの品質

筆記性能 20cm以内で円滑な筆記が始まり,明らかなかすれ及び濃度のばらつきのない筆記距離は,300m以上とする。

JIS S 6054:2020 水性ボールペン及びレフィル 5.2 水性ボールペン及びレフィルの品質

筆記性能 10cm以内で円滑な筆記が始まり,明らかなかすれ及び濃度のばらつきのない筆記距離が400m以上とする。

JIS S 6061:2020 ゲルインキボールペン及びレフィル 5.2 ゲルインキボールペン及びレフィルの品質

筆記性能 10cm以内で円滑な筆記が始まり,明らかなかすれ及び濃度のばらつきがない筆記距離が,筆記線幅に応じて次の規定を満たすものとする。ただし,1本の軸に複数本装填する細い及び/又は短い(4.2で規定する形式記号Nのうち,表4のJのbより細い及び/又はl1より短い)レフィルについては,筆記距離は規定しない。
筆記線幅による区分における筆記距離は,次による。
  • 超極細字用(UF):400m以上
  • 極細字用(EF):400m以上
  • 細字用(F):300m以上
  • 中字用(M):150m以上
  • 太字用(B):100m以上

筆記線幅及びボールの直径 (単位:mm)
筆記線幅による区分 記号 ボールの直径
超極細字用 UF 0.40未満
極細字用 EF 0.40以上0.55未満
細字用 F 0.55以上0.75未満
中字用 M 0.75以上1.00未満
太字用 B 1.00以上
* J型の外径5.5(±0.15)mmより細い及び/又は全長111(±1.0)mmより短いもの。なお、ISO 27668ではこのような但し書きはない。

  • 最終更新:2021-03-12 19:40:49

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