JIS規格における筆記距離に関する品質基準

JIS規格における筆記距離に関する品質基準

ボールペンの筆記距離については、JIS規格により最低限備えるべき筆記性能が規定されている(一般筆記用/公文書用共通)。油性・水性ボールペンについては本体やリフィルの形状、ボール径等にかかわらず単一の基準だが、ゲルインキボールペンについては筆記線幅による区分ごとに細かく分かれており、また多色・多機能用リフィルなどは対象外となっている。

JIS S 6039:2006 油性ボールペン及びレフィル 5.2 油性ボールペン及びレフィルの品質

筆記性能 20cm以内で円滑な筆記が始まり明らかなかすれ及び濃度のばらつきのない筆記距離が300m以上とする。

JIS S 6054:2006 水性ボールペン及びレフィル 5.2 水性ボールペン及びレフィルの品質

筆記性能 10cm以内で円滑な筆記が始まり,明らかなかすれ及び濃度のばらつきのない筆記距離が400m以上とする。

JIS S 6061:2010 ゲルインキボールペン及びレフィル 5.2 ゲルインキボールペン及びレフィルの品質

筆記性能 明らかなかすれ及び濃度のばらつきのない筆記線が,次の規定を満たすものとする。ただし,筆記距離について,1本の軸に複数本装てん(填)される細い及び/又は短い(4.2で規定する形式記号Nのうち,表2のJのbより細い及び/又はl1より短い)レフィルについては適用しない。筆記線幅による区分における筆記距離は,次による。
  • 超極細字用(UF):400m以上
  • 極細字用(EF):400m以上
  • 細字用(F):300m以上
  • 中字用(M):150m以上
  • 太字用(B):100m以上
初筆性能 10cm以内で円滑な筆記が始まり,かつ,明らかなかすれ及び濃度のばらつきがないものとする。

筆記線幅及びボールの直径 (単位:mm)
筆記線幅による区分 記号 ボールの直径
超極細字用 UF 0.40未満
極細字用 EF 0.40以上0.55未満
細字用 F 0.55以上0.75未満
中字用 M 0.75以上1.00未満
太字用 B 1.00以上

  • 最終更新:2020-02-05 05:25:32

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