BIC

BIC クリックゴールド/クリアクリック用の互換リフィル

BICのクリックゴールドやクリアクリック、サイテーションといったノック式ボールペンはBIC替芯 BP0.7という形式記号A1に該当するリフィルを採用しているが、国内メーカーの油性ボールペンの多くが採用するリフィルが概ね外径3mm前後、ペン先径2.3mm前後なのに対し形式記号A1のリフィルは外径3.2mm、ペン先径2.4mmとわずかに太く、形式記号A1に適合する互換リフィルはほぼ皆無といえる。BP0.7は0.7mmの黒しかないため、他のボール径や色を使いたい場合は寸法の近いものを探すことになるが、ぺんてる BXM5/7Hやプラチナ BSP-60F、etranger di costaricaのボールペン用リフィルBPP-R-01は外径3.0mm、ペン先径が2.3mmの他はほぼ同じ全長、同じクリンプ位置となっており、互換リフィルとして流用することができる。ただしBP0.7の方はペン先がわずかに太く先端孔を通らないため、ビクーニャ等の軸で使うことはできない。
また、BICのエクストラEZは替芯が用意されておらず使い切りとなるが、中芯の形状は外径3.0mm、ペン先径2.2mmとわずかに細いもののほぼ同じ全長、同じクリンプ位置で、入れ替えて使うことができる。エクストラEZの軸にはBP0.7も入る。使い切りとはいえエクストラEZは低粘度のスーパースムースインクを搭載しながら軸込みでもBXM5/7Hより安く、0.5/0.7mmの黒・赤・青と基本的なボール径/色は揃っている。BP0.7と違ってインクの残量が見えるため、クリアクリックのような透明軸に入れればリフィルをいちいち取り出さずともインク残量を確認できる。

上からBIC クリアクリック、BIC エクストラEZ 0.5、ぺんてる ビクーニャ エックス 0.5mm、プラチナ Knock Ball 0.4
BIC

プラチナ Knock Ballは主に100円ショップなどで販売されており、2本または3本セットで替芯は用意されていないが、中芯は全長が約1mm短く外径3.0mm、ペン先径2.2mmとわずかに細いほかはよく似た形状となっている。クリックゴールドはもともとペン先の出方が控えめなこともありそのままでは少々ペン先の出方が足りないが、後ろに少し詰め物を入れるなど微調整すれば流用することができる。0.4/0.7/1.0mmがあり、油性の0.4mmは非常に珍しいため、極細の油性を使いたい場合は貴重な選択肢となる。

上からBIC替芯 BP0.7、BIC エクストラEZ 0.5 中芯、ぺんてる BXM5H、etranger di costarica BPP-R-01、プラチナ BSP-60F-EF0.5、プラチナ Knock Ball 0.4 中芯
BIC-A1

メーカー 替芯名称 ボール径 インク色 全長 外径 ペン先径 本体価格
BIC BP0.7 RBP07BLK1P 0.7mm 107mm 3.2mm 2.4mm 60円
(エクストラEZ 0.5 中芯) 0.5mm 黒・赤・青 3.0mm 2.2mm 80円
(エクストラEZ 0.7 中芯) 0.7mm
ぺんてる BXM5H 0.5mm 黒・赤・青 2.3mm 90円
BXM7H 0.7mm 黒・赤・青・緑・橙・桃・水色・紫
etranger di costarica BPP-R-01 0.7mm 100円
(2本入り)
プラチナ BSP-60F-EF0.5 0.5mm 60円
BSP-60F-F0.7 0.7mm 黒・赤
BSP-60F-M1.0 1.0mm
(Knock Ball 0.4 中芯) 0.4mm 黒・赤 106mm 2.2mm 100円
(2本入り)
※ダイソーでは3本入りもあり
(Knock Ball 0.7 中芯) 0.7mm
(Knock Ball 1.0 中芯) 1.0mm

形式記号A1はISO 12757/JIS S 6039では全長106.8(±0.2)mmと定められているが、規格上同じ全長で形式記号A2G1という2種が定義されている。これらはペン先径が1.6(±0.02)mmと細いのが特徴で、A2はペン先径以外A1とほぼ同サイズで、G1の方は尾栓の太さは約3.2mmと変わらないもののリフィル本体の外径は約5mmとより太くなっており、A2と互換性のある大容量リフィルといった位置付けとなっている。これらは主にヨーロッパで使われており日本国内ではほとんど使われていないが、三菱鉛筆のSJ-7はペン先径は2.3mmと国内で一般的な太さになっているものの、全体の形状は形式記号G1に近いものになっており、結果的に形式記号A1ともほぼ互換性のある形状となっている。

上からBIC替芯 BP0.7(形式記号A1)、Schneider 576 M(形式記号A2)、Schneider Express 225 F(形式記号G1)、三菱鉛筆 SJ-7
A1-A2-G1-SJ7

メーカー 替芯名称 ボール径/線幅 インク色 全長 外径 尾栓径 ペン先径 形式記号
BIC BP0.7 RBP07BLK1P 0.7mm 107mm 3.2mm - 2.4mm A1
Schneider 576 M 黒・赤・青・緑 - 1.6mm A2
Express 225 F ※廃番 黒・青 5.0mm 3.2mm G1
M 黒・赤・青・緑
三菱鉛筆 SJ-7 0.7mm 108mm 4.8mm 3.0mm 2.3mm H

SJ-7はBP0.7より全長が約1mm長いためその分ペン先が突き出すことになるが、もともとクリックゴールドはペン先の出方が控えめなため、むしろちょうどよい出方となっている。ペン先の太さは全く合わないが、形式記号A2やG1のリフィルも入れることはでき、ノックも問題なくできる。

BP0.7が入ったクリアクリック
BP0.7inCC

SJ-7を入れたクリアクリック
SJ-7inCC

Schneider 576 Mを入れたクリアクリック
A2inCC

Schneider Express 225 Fを入れたクリアクリック
G1inCC

SchneiderのPlug+Playシステムに対応したボールペンは形式記号G2を始めとして様々なサイズのリフィルが使えるようになっているが、Faveなど安価な製品には770というBP0.7とよく似たリフィルが入っている。これはX20フォーマットと呼ばれる規格に準拠しており、ペン先径2.54mmの形式記号G2と互換性を高めるため、ペン先径が2.5mm前後と形式記号A1より一回り太くなっている。

BIC クリアクリック(上)とSchneider Fave(下)
CC-Fave

クリンプの位置が違うためスプリングごと交換する必要はあるが、Schneider 770をBP0.7の代用品として使うことができる。ペン先が一回り太いため先端孔との隙間はほとんどなく、ガタつきは全くなくなる。なおBP0.7をFaveに入れた場合ノックしていない状態でもペン先が露出してしまうため、こちらは代用品としては適さない。

Schneider 770 Mを入れたクリアクリック
X20inCC

X20フォーマットに準拠したリフィルとしては他に金属芯のExpress 775や、より大容量のExpress 740(廃番)などもあるが、これらはペン先径が約2.45mmの770に対し約2.50mmとわずかに太いためクリックゴールド/クリアクリックの先端孔を通らず、流用することはできない。

上からBIC替芯 BP0.7、Schneider 770 M、Schneider Express 775 F、Schneider Express 740 F
A1-X20

  • 最終更新:2020-10-08 23:55:47

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